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暮らしのヒント

もう一度ウォームビズを思い出しましょう

もう一度ウォームビズを思い出しましょう

毎日寒い日が続きます。このところニュースと言えば景気の話ばかりで、地球温暖化という大問題が少々忘れられ気味です。実はわが国は「京都議定書で、2008年4月以降、二酸化炭素排出量を6%削減する(基準年は1990年)」ことを世界と約束しています。スタートが4月からということは、この冬こそ京都議定書で定めたという約束の最初の冬なのです。

昨今あまり耳にしなくなった「ウォームビズ」。ご記憶の方も多いとは思いますが、これは2005年に地球温暖化対策の一環として、環境省が提案した冬季の二酸化炭素削減対策キャンペーンです。極めて簡単に言ってしまえば「温かい服装を採用して、冬季の暖房温度設定を20度まで下げましょう」というもの。

環境省のHP「COOL BIZ & WARM BIZ」には、これまでの温室効果ガス削減キャンペーンの結果が掲載されています。それによれば2005年度のウォームビズ・キャンペーンなどによる二酸化炭素削減量は推計141万トンとなっており、翌2006年度夏のクールビズ・キャンペーンの同様の成果114万トンを上回っています。実に冬季の削減効果の方が約24%も効果が高かったことになるのです。これはエアコンによる暖房は冷房に比べエネルギー効率が低く、コストが高いことと、そもそも暖房の方が使用期間が長いことなどに起因します。

地球温暖化防止のためには冬季のエコライフはとても重要なのです。もう一度ウォームビズを見直して、明日の地球を守るためにも少しでも二酸化炭素排出量削減に貢献したいものですね。

環境省ホームページ COOL BIZ & WARM BIZ
http://www.env.go.jp/earth/info/coolbiz/

[ジャンル:生活安全]
平成21年01月19日

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